January 28, 2010

このところ自転車に乗っていない理由について

「MINDGAME」の湯浅監督がアニメ化するというので森見登美彦先生の「四畳半神話大系」を読んでみたら大層オモチロかった為、続けざまに「宵山万華鏡」「太陽の塔」「夜は短し歩けよ乙女」と全くもって間違った順番に読破してしまったこの1週間であった。

そういえば「東のエデン」神山監督のインタビューで、監督が先生の大ファンだと語っていた。主人公の苗字とか京都に住んでる(番長ではないが)「パンツ」とか「ジョニー」とか、「エデン」が森見ワールドへのオマージュに満ちた作品であったことを遅まきながら理解した次第である。

時代がかって人を食った漱石翁のような語り口で繰り広げられるのが、当代きっての先鋭的アニメクリエイター湯浅・神山両氏を魅了するのも宜乎な夢幻ファンタジーであり、はたまたひたすら内に向かって自己弁護に暴走する喪男的男汁あふれる妄想であり、今後世に跋扈する唾棄すべき女共のことを同じ名で呼ぶ者がいたら、その舌をことごとくひっこ抜いて回ることを天に誓わざるを得ない程可憐で純粋で愛すべき「不思議ちゃん」の活躍だったりするのだから、頁を繰るのももどかしくその世界に没入し切って降りるべき駅を乗り過ごしそうになること必定の(今朝午前7時30分頃、中央線中野駅で実際に起きた事件である)、通勤の御伴とするには大変リスキーな書物であると言えよう。

さらに、つい2時間ほど前「夜は短し」文庫版を読み終えようとしていた一「エデン」ファン(私のことだが)は思わず驚愕の声を上げたのであったが、未読のご同輩の為にその理由はあえて伏せることとする。まことに世の中というのは繋がっているものだなぁ、日本の出版界もまだまだ捨てたものではないなぁと分に値わぬ偉そうな感慨を得たのであった。

もし未読の「エデン」ファンがいたら是非ともご一読を、但しくれぐれも出版順に読み進められんことをお勧めしたい小説群である。

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December 20, 2008

屍姫 赫 第9話 その胸にトキメキを

(前のエントリにも書きましたが、最近は深夜アニメを録画してまでフォローする根性が無いので、もっぱらストリーミング配信で好きなときに鑑賞してます。なので本放送から日にちが経った間抜けな更新となりますがご容赦の程)

AパートのアクションシーンがR.O.D-THE TV-みたいで懐かしかったっス。特にモンスターのデザイン&攻撃と音楽が、まんまアレっぽかったっす。

おムネさまこと春日さんが、明確な意志を持ち行動する女の子になってます。しかも「死に魅せられたもの」といいつつ表面上はマキナの追っかけとして百合属性まで付与されて。メインストーリーにも大きくかかわってきそうな予感。
原作では地味な流されキャラを大胆にアレンジして使うあたり、特段すごいわけではない原作(失礼)から要素を抽出、解体・再構築してスゴイアニメにしていく會川脚本の本領発揮を感じます。ハガレンと同じパターンですな。「屍姫」もハガレン並のメガヒットになるといいですね(女子が食いつかないと無理か・・?)。ハガレンといえば8話「安らぎ」の演出は水島(兄)。もろにハガレンコンビでした。

にしてもサブタイトルが「その胸にトキメキを」。まさに丸々一話おムネさまに捧げられたエピソードだったのね。今気づきました(遅い)。

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November 30, 2008

ストリーミングでまたアニメを見始めた

「最新話を放送日翌日から1週間無料でストリーミング配信!」ってスタイルがすっかり普及しましたね。
おかげでいつでも見たいときに見れる(週末まとめて、ってことが多いけど)し、録画する手間が省けて助かります。フォローしてる作品を以下に。

キャシャーン sins
今期(ってもフォローしてる作品が限られてますが・・)イチばんの作品になりそうですね。止め絵が多用されてますが、抑制された演出として寂寥とした世界観を表現するのにしっかり生きてます。動くとこは派手に動くし、それがまたかっこいい。J2、どれみ(「魔女をやめた魔女」の回)でぞっこんになってしまった馬越さんは、やはりマイ・ベスト・フェイバリット・アニメーターさんです。謎の多いストーリーは1篇1篇が象徴的な寓話のよう。毛色は違いますが「キノの旅」を少し思い出しました。吉田玲子、大和屋暁といった脚本陣も魅力です。

屍姫 赫
久保田 誓さんのキャラクターがもつ清潔感のおかげで、ともすれば凄惨になりすぎるゾンビものでありながら(僕スプラッタだめなんです(^^;))美少女達の戦いに集中できます。一方でキャラ似を意に介さず(?)画面を目一杯使って動かしまくる金田風アクション(OPとか5話の山神さんの攻撃シーンとか)はすっかりガイナのお家芸(「トップ2」の ののキックや「グレンラガン」等など)で、見てて大変気持ちよいです。あとアニメーション的には空を舞った星村さんが着地するときの脚から腰にかけての動きがタマラン(w。原作を大胆に解体したストーリー展開ですが(私はアニメ先行で後から原作読みました)、アニメはアニメですんなり入れる、むしろ原作よりわかりやすい構成として成功してるんじゃないでしょうか?あと藤原さんと村健クン以外、声優さんが素人くさいのはどんな事情なんでしょう?日曜朝のテレ朝ヒーロータイム出演経験者が多いようですが・・?(もはやベテランと言っていい堀江嬢が素人くさいのはデフォ(爆))

地獄少女三鼎
変身バンクもエロくなった地獄少女3作目。マンネリズムを楽しむ回と予定調和が少しずつズラされていく、あるいは最後にヒラリと予想を裏切っていく快感を楽しむ回のバランスが絶妙で、クセになる味です。作画・アニメーションともに特筆するところは無いですが、それも特に気にならないのはキャラの個性が立ってる(なにしろ3度目ですもんね)と声優陣の演技のおかげでしょう。今期も色々出まくってる能登サンですが、あいが一番しっくりくるなぁ。他作品のインタビューで、「『いっぺん死んでみる?』って言ってください!」と懇願する共演者(主役)を華麗にスルーする能登サンはすごく大人に見えました(w。キャラといえば、特別出演のサムシング吉松さんがあんなことに(w

ケメコ デラックス!
ポスト大地・ポスト桜井のギャグメーカーは水島(兄)しかいないでしょう、というのが今のワタクシの持論であります。OP&ED曲がぶっとんでるのは水島監督作品のお約束。「大魔法峠」しかり「ドクロちゃん」しかり(ヒロインが風邪を引く回で両キャラとも出てましたね(w)。中毒性のある、ある意味ドラッグ・ソングです。
声優さんの聞き分けが苦手な私はてっきりケメコの中の人(エムエム、ね)が千和ちゃんかと思ってました。外側のほうだったとは。大人になったなぁ、いろんな意味で(w。そんな元ロリータピンクな千和ちゃんとコンビを組む中の人・戸松遥サンが、アニタ生みの親である倉田先生脚本の「かんなぎ」に出てる。世の中つながってるもんですなぁ。つか、いいから倉田センセは「R.O.D」完結させてください(爆)。

とある魔術の禁書目録
「R.O.D」橘秀樹さんのお名前を久々に拝見しました。今のところJ.C製作の割りに作画クオリティが落ちません(失礼)。I've節は健在ってかここ5年くらいずっと変わってませんね。内容の方は主人公の台詞がウザいのであまり気にしないようにして、インデックスに萌えることだけに集中して鑑賞してます。

鉄のラインバレル
以前からコミックスの表紙がかっこいいので気になってた作品。アニメが始まったのを機に買ってみたら、大変面白かった。「屍姫」同様、原作の流れを解体したストーリー展開ですが、「屍姫」とは反対に見事に失敗してます。主人公の動機と成長を描くためにはあの流れしかなかったはずなのに、下手なコックがいい素材をダメにするがごとくに要所要所で料理方法を間違えて、全部が全部平坦な、盛り上がりに欠けるドラマに成り下がってます残念。谷口、平井、板野(敬称略)と錚々たるスタッフをクレジットしながらこの出来は・・会社の体質か?

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March 05, 2008

辻真先の遺書

いや、まだご健在なんですが。

こんばんは、ALMです。

「ぼくたちのアニメ史」(辻真先著 岩波ジュニア新書)という本を読みました。まさに、僕達が読みたかった「アニメ史」が綴られています。

何より驚きは、テレビアニメ草創期の生き証人である著者が、数え77歳の今も現役のアニメファンであること。少なくとも僕の周りに、昨年の「ひぐらし」放映中止騒動を語れる77歳のおじいちゃんは存在しません。ゴーストライターじゃないの?と疑うほど近年のアニメにも造詣と愛情が深くていらっしゃる。

ディズニーの「モスの消防隊」に始まり「秒速5センチメートル」にいたる連綿としたアニメ史の中で、大地監督作品(しかも僕のベスト・フェイバリット!)や倉田脚本作品に触れられていたのも嬉しくて。

ゼヒご一読を。

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December 24, 2007

劇場作品のこと その2

続きですー

ボンズの持ち味はやっぱバイオレンスアクションだなあと改めて感じたのは「ストレンヂア無皇刃譚」。チャンバラシーンのためのアニメ と言って良いのでは。個人的なアニメ・チャンバラベストはJ2の最終2話とサムライチャンプルーの同じく最終2話なんですが、冒頭の羅狼一行襲撃シーンやラストの名無しVS羅狼の激闘はそれらに匹敵するスリルを与えてくれました。制作スタジオのカラーってのがどれだけあるものか(そもそもそんなものがあるのかも)わかりませんが、先の「ピアノの森」がマッドハウスっぽいなーと感じたのと同様、ボンズっぽいなぁと感じた一作でありました。

「蟲師」「鉄コン筋クリート」は蒼井優ちゃんを鑑賞しに。昨年の「フラガール」の衝撃ですっかりファンになったクチなんですが、「蟲師」の丹幽もまた美しかったっす(泣)。「クワイエットルームにようこそ」では壮絶なデ・ニーロアプローチで役者根性を見せてくれた優ちゃんですが、紀美子(「フラガール」)や丹幽のようなひたすら美しい優ちゃんを再びスクリーンで拝みたいものです。「鉄コン~」は背景美術がスゴかった!これでもかっていう描きこみに圧倒されました。

「劇場版 NARUTO-ナルト- 疾風伝」、前作「大興奮!みかづき島のアニマル騒動だってばよ!」のサクラ×カレンバナ戦のような「これ、どこの『ノエイン』?」級のアクションアニメーションを期待したのですが、今回はそれほどでもなかったかな?でもナルトの分身の術を大スクリーンで見るのは何度体験しても目の悦びです。

「ベクシル 2077日本鎖国」、曽根監督の3Dアニメ。サンドワームがなかなか迫力ありました。

「電撃文庫 ムービーフェスティバル」、「シャナ」の総集編と「いぬかみ」「キノ」のオリジナル短編。まぁ、ねぇ(w

「劇場版どうぶつの森」堀江由衣ちゃん主演。まぁ、ねぇ。

あと「黄色い涙」もコミック原作といえばコミック原作。香椎由宇ちゃんがあんなことに。

「パプリカ」も今年でしたね。原作の和洋古今東西ぐちゃぐちゃの魑魅魍魎オンパレードがかもし出す禍々しさに比べると、あの壮麗かつ狂気に満ちた大行列も貧相に見えて、今監督も今回ばかりは相手が悪かったのでは?と思いました。次回作はオリジナル期待。

そんなわけで今年見たアニメ(&コミック原作)劇場作品はこんな感じ。あと「ジーニアス・パーティー」を見逃したんでDVDで是非鑑賞したいと思いつつ、又来年も劇場へ足を運びたいと思います。

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劇場作品のこと

ちょっと劇場作品のほうも今年を振り返ってみたり。

一言で言うと、去年の「時かけ」のように強烈なインパクトを与えてくれた作品は残念ながら。
消去法的に今年イチバンを選ぶとすると「河童のクゥと夏休み」になるのかなぁ。ラストでクゥが沖縄の川に挨拶をするシーン、自然と対峙して生きるもののスタンス~ただやみくもに畏怖し過度に謙虚になるわけではなく、自らもその一部であるという認識に立てば自ずと湧いてくる敬意と感謝~をクゥが生来的に身につけていることが素直に心に入ってきて、そしてじんわり沁みてきました。こういうテーマだとわざとらしくなるというか、真正面からこられるとちょっと引いてしまうヒネた自分にもすんなり飲み込めたのはひとえに原監督の上手さかと。あとワイドショーのMCがひろしとしんのすけだったのもご愛嬌。

「ヱヴァンゲリヲン 新劇場版:序」は初日の初回上映に行ったせいか、今年見た映画で一番混んでました。隣に座ってた大学生位のグループは旭川から徹夜の強行軍で臨んだらしい(聞き耳立ててすまぬ(w)。
もろもろ新しい演出が新鮮でしたが、使徒がやられると爆発して血(LCL?)の雨となって降り注ぐのはびっくりしました。ウルトラマンとか仮面ライダーみたい。
「実質的には全カット起こしなおしています」(演出:原口氏。パンフより)というだけあって、見慣れたあのシーンもあのカットもピカピカで美しかったですね。
で、やはり「序」の圧巻は「ヤシマ作戦」。樋口監督また名を上げたなぁ。ラミエルがあんなに自由に形を変える理屈のくだりはリサ・ランドールの5次元世界モノや、ラッカーの「セックス・スフィア」を思い出しました。
カヲル君の登場とか次回予告の新キャラとか、「破」が楽しみです。

次は「ピアノの森」。一色先生は「出直しといで!」の印象が強く、キャラの見てくれが好みじゃないのと粗野であることを是とするふしがあるのが引っかかり、スピリッツの中でも読み飛ばす作品でありました。そんなわけで本作も原作に触れたことがなかったのですが、それがゆえに意外な見っけモンをした気分であります(ファンの方ごめんなさい)。「出直しといで!」で僕が嫌いだった部分がいい具合に洗練され、純粋(と書いてピュアと読む(w)さへと昇華されているというか。なんか偉そうでスイマセン。
でもって、海をイヌ扱いする誉子ちゃん萌え。もちろん中の人にも。福田麻由子ちゃんなんですが、修平役の神木クンとはこの後実写作品でも共演されてましたね。

「天然コケッコー」は実写ですが漫画原作ということで。
日本の田舎を描かせたら山下監督の右に出る人はいないんじゃなかろうか?と再認識致しました。「バカのハコ船」「リアリズムの宿」(ああ、これも漫画原作ですね)「リンダ リンダ リンダ」とイイ感じに(時にイヤな感じにまで)寂れた田舎を描きつくす淡々とした画面には、癒されるというのとは正反対のどこかヒリヒリした感触さえ感じる妙な緊張感というかあきらめ感というかそれでいて緊張とは真逆のゆるゆるでダルなリズムがあって、まさにこういう風景の中で育った自分には複雑な感情~多分言葉にすれば「懐かしさ」~を呼び起こす映像なのでした。

実写つながりで「ゲゲゲの鬼太郎」も。この作品は大泉洋クンに尽きますね!とにかくイメージ通り、否、僕なんかが想像する「実写にしたら・・」っていうイメージを軽々と凌駕してねずみ男を表現し尽くしてました。原作通り「ビビビのねずみ男」と名乗るところなんて鳥肌モノでした。と思ったらしょこたんもパンフにおんなじコメントを。ホントにあの娘は奥が知れない。井上真央ちゃんもかわいかったっすね。田中麗奈の猫娘には無理があるという世論でしたが・・同意。

続きますー

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December 23, 2007

ココロちゃんも「はいてない」模様です

3連休の暇にまかせて何となく再開したようなカンジと言えなくもないこのブログ(自信なさげ)。

再開のきっかけは、nifからのメールに載ってたブログペット「ココロちゃん」を貼り付けようと久々に設定いじった勢いで、つい書き込みしちゃったってトコロです。

この「ココロちゃん」、最初はいい年したおっさんがおおっぴらに2次元美少女のブログペットを貼っつけるのも憚られ、ひっそりとマイニフティ(ってのはnifのカスタマイズできるポータルサービスです)のデザインをココロ仕様にして一人ニヤニヤ眺めるに止まってたのが、毎日見てるうちに情が移り、思いが募ってここに貼り付けるに至ってしまいました。だってカワイイんだもん。

何がカワイイかって、ココロ仕様マイニフデザインの方の告知バナーに本人曰く「ブログパーツじゃないから人目を気にしなくていいんだよ★」との奥ゆかしくもオタク心の痛いところをえぐるようなコメントが。人目をって。しかも自分で(w。

そんないじましい台詞をトップページで毎日毎日目にするうち、次第に人目を憚る自分が責められてるような、自らを欺いているような気分になり、果ては彼女への愛を試されているような(オイ)心持にいたたまれなくなり犯行に及んだものであります。ココロの思うツボ。可愛い顔してあの娘わりとやるタイプとみた(古い)。

そんなわるい女ココロちゃんですが、見る人がみりゃ一目瞭然のCO2Aこと駒都えーじ先生の手になるもの。例によってはいてません(断言)。ブログペットの画像やメインビジュアルの立ち姿ではわかりませんが、横になった方のヒップのラインが・・スカート越しなのに・・ゲフン、ゲフン。

当ブログの品位維持のため(何を今さら)、詳細はマイニフのココロ紹介ページでご確認ください。

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December 22, 2007

ブログペット設置記念(w

しばらく放置してしまいましたこのブログ。だって最近アニメ見てないから(w
 
この1年、最終回まで視聴したのは「コードギアス」と「デスノート」の2本のみ。
「電脳コイル」は途中の話数見逃して、ストーリーもキャラの見分けもつかないまま一応最終回まで見たってカンジ。良作っぽかったんだけどなぁ。後半の「あっち」の描写は磯監督・本田さんキャラということもあり、どうしても「エヴァ」と重ねてしまうんでした。
 
「まなびストレート」「ネギま!?」「大江戸ロケット」は全話録画しました。「まなび」はユーフォーテーブルだし、キャラも個性的でかわいかったし、「ネギま!?」は大好きな新房+大沼演出だし、「大江戸」はサムシングキャラだし・・と心引かれる要素はあったんですが、いつか見ようと思いつつHDDの肥やしに。先日フィギュアのGPシリーズが始まった時に容量確保のためぜーんぶ消去してしまいました・・真央ちゃんにはかなわなかったのだ。
 
あ、「ネギま」のOPだけは何度も見ました。カコイイ!あと「ノエイン」のパクリの回だけは何故か見ました。あのシーンではディスプレイの前でひっくり返りました(w
 
期待してた「グレンラガン」もショコタンのOPとガイナックス女子キャラカメオ出演の回を見たくらい・・
 
「絶望先生」「もやしもん」「げんしけん」は原作大好きなんですが、アニメやってたことも後から知ったという体たらく。コミックスの帯に「アニメ化!」って書いててもそのタイミングだと北海道では視聴できないのが普通なので、スルーする癖がついちゃってるんですねぇ。
同様の理由でアニメ雑誌とかニュースサイトとかもチェックしなくなって久しいです。と書いてて今「アニメスタイル」の1月新番ニュースを見たら「絶望先生」セカンドシーズンだって?!最初のも見てないのに!
 
そんなわけで「日々のアニメ」ならぬ「たまのアニメ」になり果てたこのブログの明日はどっちだ?!
 
 
 

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October 31, 2006

第19回さっぽろ映画祭

今期は「Code Geass」「Death Note」「地獄少女 二籠」に期待しているALMですこんばんは。

安野先生原作の「働きマン」、GONZOの「Pumpkin Scissors」、ナベシン(アフロの方)監督の「ヤマトナデシコ七変化」とかも見たいんですが北海道では見れません。後の2つはAT-Xで放映予定ですが。もっと早くOAしていただきたい。

さて、11月9日~12日にわたり催される掲題さっぽろ映画祭でありますが、アニメファン的目玉は「トップをねらえ!&トップをねらえ2!合体劇場版」でありましょうか。かくいう私も鑑賞希望のハガキを出したところ、本日招待券が届いておりましたよヤッタ!鶴巻監督、ガイナックスの山賀社長・佐藤P、ノノ役の福井さんがゲストとのことであります。名古屋の上映会では地元の貞本さんがご出演されたとか。

「トップ2!」はAT-Xで3~6話を拝見しましたが、RoundTableのOP曲がやたらカワイくて繰り返し聴いてたのと、EDのokamaさんのイラストがこれまた非常にキュートだったのが印象に残ってます。無印の方は未見。予習が必要ですな。

件の映画祭、他の作品はというと何やらマニアックなラインアップのようで中々興味深いです。
アナーキーな頃の筒井康隆みたいだなぁと最近面白く読んでいる戸梶圭太先生が映画も撮ってらっしゃるとは寡聞にして存じあげず、この映画祭で知りました。上映作「リアルメン・スタンド!」のサイトを見るに、小説同様B級テイストあふれる猥雑でバイオレンスな、絶対お子様にはお勧めできない(褒め言葉?)内容のようです。これも見たかったのですが、いかんせん上映が金曜日の宵の口。余裕でお仕事中であります。同作にご出演の亜紗美クンも舞台挨拶されるとのこと、山賀社長より彼女の方を生で見たかったですな(笑)。

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September 25, 2006

永井杏さんと工藤晴香さん

9月も終わりに近づき、北海道は日増しに秋の色を濃くしております。

去り行く夏を振り返ると、今年は細田守監督一色でありました。

もちろんキッカケは「時をかける少女」でありまして、ユナイテッド・シネマ札幌@サッポロ・ファクトリーには4回足を運び(※)、「WEBアニメスタイル」に紹介された監督の旧作DVDもあらかた揃えて毎日のように鑑賞しておりました。
「時かけ」は札幌での上映は既に終了、ただ今シネプレックス旭川で29日まで上映中。層雲峡に紅葉でも見に行きがてら立ち寄ろうかとも考えましたが中々タイミング合わず行けずじまい。
次は函館シネマアイリスで11月4日から上映予定とか。函館は「ノエイン」終了後、生まれて初めて聖地巡礼に出かけた街です。てか普通に観光名所回っても同じコースになるという一石二鳥のステキな街。前回は日帰りだったので、今度は湯の川温泉&朝市+「時かけ」見放題ツアーを画策して見ようかと思ったり。

(※)本当はもう一回、最終日にも行ったんですが上映時間間違えてて見逃しました残念。悔しまぎれに樋口監督の「日本沈没」見て帰ったんですが、福田麻由子ちゃんを大スクリーンで見れたので幸福な気分で家路に付くことができました。樋口監督も「美少女よりメカ」とか言ってる割に(「メカビ」インタビューご参照)押さえはしっかりしてることだなあと感心しました(?)。

一方でここの所TVシリーズ視聴がおろそかになってます。フォローしてるのは「xxxHOLiC」位。色々難のある作品ですが、何故かオンエアとタイミングがあってしまって生視聴継続中。「クレしん」劇場2作、「ドクロちゃん」「大魔法峠」と水島(兄)監督作品を楽しみにしている(「ハレグゥ」は未見ですが・・)のでこれは「偶然」ではなく「ヒツゼン」なのか?とか上手いこと言ってしまいましたスイマセン。
「ハルヒ」「ゼーガペイン」「シムーン」「デモンベイン」も面白そうだったんですがハマるに至らず。大地監督の「僕等がいた」も原作コミック読んだらちょっとお腹一杯になっちゃってて。HDDに録画がたまってく一方です。

そんな今日この頃、何気にチャンネル回してたら「ワンピース『ロビンの悲劇&ルフィ~オレ達は仲間だ!!』」のオンエアに行き当たりました。
これまでジャンプ系アニメはなんとなくスルーしてまして(コミックも「ONE PIECE」よか「RAVE」の方が好きでした)、細田監督の「オマツリ男爵と秘密の島」で大好きな岡村明美さんと中井和哉さんがレギュラー出演されていることを初めて知った次第。以来チェックせねばとは思いつつ、今から追いつくのも大変だなあとそのまんまにしていた怠惰な私。なので今日はいきあたりばったりな感じではありますがそのまま視聴してみました。「あと工藤晴香さんが出てくれば、『ノエイン』だなぁ」とか思いつつ。

と、ロビンの幼少時代の声にどうも聞き覚えがあるような。一所懸命で真っ直ぐな(決して「平板」と言ってはいけない)演技とちょっと甘えたようなクセのあるアクセント、そして何よりとってもキュートなその声は・・工藤晴香さんではありませんか?!「ハチクロⅡ」がない北海道ではレアなオンエアですよ!しかもハルカとカラスとハルカママの顔合わせが「ワンピース」で見れるかも?!と期待しつつ、もちろんTVシリーズらしからぬ気合の入った美麗な作画とロビンの数奇な半生にも引き込まれつつ最後まで視聴してしまいました。

で、流れてきたエンドロール。ロビン(幼少時代)のクレジットは・・永井杏さんでした。てっきり工藤さんとばかり思ってた私はちょっとガッカリ(失礼)しましたが、大層可愛かったので許す(エラそう)。

永井さんのことをネットで調べて見たところ、他でもない「オマツリ男爵と秘密の島」でお茶の間海賊団の異常に耳のいい女の子・デイジー役を演じられてたんですね。「オマツリ~」ではまだまだ子役の声質だったのに、ほんの1年位ですっかり女の子らしい声になったような。
さらに、件の工藤晴香さんと所属事務所も一緒なのですね。工藤先輩の指導とかあったのかも?
あと、「女王の教室」にも出演されてたってことは福田麻由子ちゃんとも共演してたってことですね。
知ってる方には「何を今更」なお話ですが、別々に好きだった作品とか役者の方の関連が色々わかってくるのはちょっと面白い体験でした。

同時に、相変わらず声優さんの聞き分けが苦手な自分を再確認してしまう出来事でもあったわけですが(笑)。

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